米外為市場サマリー:良好な米経済指標を受け一時149円90銭台に上伸


 18日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円27銭前後と前日と比べて6銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=163円39銭前後と同40銭程度のユーロ高・円安だった。

 この日に発表された2月の米住宅着工件数が市場予想を上回ったほか、2月の米輸入物価指数が予想外に上昇したことを受けてドル買いが先行。米長期金利が上昇する場面では日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが流入し、ドル円相場は一時149円93銭まで上伸した。ただ、19日まで開かれる日銀金融政策決定会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、一方向に持ち高を傾けにくいことからドル買いは続かず。米20年債入札で底堅い需要が確認されると、米長期金利が低下に転じるとともにドルの上値が重くなった。一方、ドイツ連邦議会(下院)が国防費増強などの財政出動に必要な法案を可決し、財政支出拡大がドイツ経済を支えるとの観測が広がるなかユーロが買われた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0945ドル前後と前日に比べて0.0020ドル強のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS


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