午前:債券サマリー 先物は続落、CPI予想上振れで 長期金利1.525%に上昇


 21日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は続落した。国内休場中の米長期金利が低下(債券価格は上昇)したものの、21日朝方に総務省が発表した全国消費者物価指数(CPI)で、生鮮食品を除くコアCPIが前年同月比3.0%上昇となり、市場予想を上回った。日銀が利上げに踏み切りやすくなると受け止めた投資家の売りが円債相場の重荷となった。

 朝安後は下げ渋った。米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過して、米長期金利に低下圧力が掛かったことを受け、円債に対しては売り込みにくさが意識されたようだ。

 先物6月限は前営業日比8銭安の138円03銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.010ポイント高の1.525%に上昇した。

出所:MINKABU PRESS


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