21日の米株式市場の概況、NYダウ反発 米大統領が関税「柔軟に対応」と述べ懸念緩和


 21日の米株式市場で、NYダウは前日比32.03ドル高の4万1985.35ドルと小反発。下げ幅が500ドルを超えた後に買い戻しが優勢となり、プラス圏に浮上する展開だった。トランプ米大統領が中国の習近平国家主席と会談する計画だと伝わった。また関税についてトランプ大統領が柔軟に対応すると述べたことで、投資家のリスク許容度が改善した。

 ボーイング<BA>が買われ、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>やJPモルガン・チェース<JPM>が堅調推移。ロブロックス<RBLX>やチューイー<CHWY>が大幅高となった。一方、メルク<MRK>やホーム・デポ<HD>、コカ・コーラ<KO>が冴えない展開。ナイキ<NKE>が大きく株価水準を切り下げ、フェデックス<FDX>とロッキード・マーチン<LMT>が急落した。

 ナスダック総合株価指数は92.425ポイント高の1万7784.051と反発した。アップル<AAPL>やマイクロソフト<MSFT>、メタ・プラットフォームズ<META>がしっかり。テスラ<TSLA>やパランティア・テクノロジーズ<PLTR>が急騰したほか、アルナイラム・ファーマシューティカルズ<ALNY>とルミナー・テクノロジーズ<LAZR>が高い。一方、エヌビディア<NVDA>とアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が安く、マイクロン・テクノロジー<MU>が下値を探る展開となった。

出所:MINKABU PRESS


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