米外為市場サマリー:トランプ関税への懸念和らぎ149円30銭台に上伸


 21日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円32銭前後と前日と比べて55銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=161円55銭前後と同10銭弱のユーロ高・円安だった。

 ドル円相場は日本時間夕方に一時149円66銭まで上伸したが、その反動からニューヨーク市場ではドル売り・円買いが先行した。トランプ米政権が4月2日の導入を表明している相互関税に対する警戒感もあり、148円60銭近辺まで下押す場面があった。ただ、トランプ米大統領が相互関税について「柔軟に対応する」と述べたことが伝わるとドルの買い戻しが流入。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁やシカゴ地区連銀のグールスビー総裁が講演で政策変更を急がない姿勢を示したことなどを背景に、米長期金利が上昇したこともドルの支援材料となり、149円30銭台に切り返した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0818ドル前後と前日に比べて0.0030ドル強のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS


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