東京株式(前引け)=反発、一時3万8000円台回復もその後伸び悩む


 25日前引けの日経平均株価は前営業日比273円21銭高の3万7881円70銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は8億66万株、売買代金概算は1兆9367億円。値上がり銘柄数は898、値下がり銘柄数は655、変わらずは84銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場はリスク選好の地合いで、日経平均は海外筋とみられる先物買いが主導して一時500円以上水準を切り上げ、3万8000円台に乗せる場面があった。前日の米株高や足もと外国為替市場でドル高・円安方向に振れたことなどが輸出セクターを中心に追い風材料となっている。ただ、買い一巡後は上げ幅を縮小し、前引け時点で3万7000円台に押し戻されている。値上がり銘柄数は全体の55%を占めたが、売買代金は2兆円を下回るなど盛り上がりを欠いている。

 個別では売買代金トップとなったフジクラ<5803.T>が上値指向を強めているほか、ディスコ<6146.T>が大きく買い戻された。東京エレクトロン<8035.T>もしっかり。ファーストリテイリング<9983.T>も堅調。三菱地所<8802.T>が物色人気。ミマキエンジニアリング<6638.T>が値を飛ばし、低位株ではダブル・スコープ<6619.T>が活況高となった。半面、三菱重工業<7011.T>が冴えず、アドバンテスト<6857.T>も売りに押された。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも上値が重い。アンビスホールディングス<7071.T>が急落、西武ホールディングス<9024.T>も安い。JX金属<5016.T>も利益確定売りが優勢だった。

出所:MINKABU PRESS


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