「不動産」が12位、インバウンド効果による地価上昇と土地取引の拡大が追い風に<注目テーマ>


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 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で「不動産関連」が12位となっている。

 不動産関連株への買いが目立っている。前日には住友不動産<8830.T>が一時900円近い急騰を演じ上場来高値を更新、マーケットの視線が集中した。三井不動産<8801.T>や三菱地所<8802.T>なども上値指向が鮮明だ。

 日銀は追加利上げのタイミングを測っており、次回4月30日~5月1日に行われる金融政策決定会合かその次の6月16~17日に行われる会合で0.25%の利上げが行われるケースが考えられる。これを含め年内あと2回の利上げの可能性が指摘されており、金利上昇に伴い有利子負債が大きく資金調達コストも上昇する不動産セクターにとって、本来であれば風向きは悪い。

 しかし、実質金利は大幅にマイナスの状況が続いている。インバウンド効果もあって、国内の物価上昇が顕著となっているが、土地価格も都心を中心に上昇傾向が強い。つれて賃料上昇も想定され、ストックビジネスを展開する不動産株は見直し買い余地の大きさが意識される状況となっている。円安を背景に、海外マネーによる日本国内の不動産売買も今後更に活発化する可能性がある。

 関連銘柄としては三井不、菱地所、住友不の大手3社のほか、東京建物<8804.T>、平和不動産<8803.T>、コスモスイニシア<8844.T>、フジ住宅<8860.T>、トーセイ<8923.T>、カチタス<8919.T>などが注目される。

出所:MINKABU PRESS


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