日農薬は底堅い、配当方針を変更し増額修正


 日本農薬<4997.T>は底堅く推移している。25日取引終了後、中期経営計画における配当方針について「累進配当を基本とし、中長期的には配当性向40%水準を目指す」から「累進配当を基本とし、配当性向40%を目安に配当を行う」に変更すると発表。これに伴い、25年3月期の配当予想を20円から22円(前期18円)に増額修正しており、これが株価を下支えしている。

 あわせて、企業価値向上策として「2030年度のありたい姿」を見直した。売上高を1500億円超から1650億円超に引き上げたほか、新たに配当性向50%を目指す方針を掲げた。

 なお、今期業績予想の修正も発表。売上高を1045億円から1000億円(前期比2.9%減)へ、営業利益を81億円から82億円(同10.2%増)へそれぞれ見直した。また、インド子会社でののれんの減損損失の計上により、純利益を48億円から20億円(同58.1%減)へ大幅に下方修正した。

出所:MINKABU PRESS


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