東京株式(前引け)=続伸、買い一巡後は伸び悩み3万7000円台で着地


 26日前引けの日経平均株価は前営業日比109円61銭高の3万7890円15銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は8億199万株、売買代金概算は1兆9763億円。値上がり銘柄数は897、値下がり銘柄数は650、変わらずは89銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は朝方に大きく買いが先行したものの、その後は上値が重い展開だった。ここ最近の傾向である買い一巡後に伸び悩む地合いがきょうも繰り返されている。前日の米国株市場では、トランプ関税の導入を前に様子見ムードでNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに狭いゾーンでのもみ合いとなったが、いずれもプラス圏で引けたことで、投資家のセンチメント悪化にはつながらなかった。ただ、3万8000円台を回復すると機械的な戻り売り圧力が顕在化し、上値を押さえる展開が続いている。なお、前引け時点の売買代金は2兆円を下回っている。

 個別ではディスコ<6146.T>が前日に続き堅調なほか、任天堂<7974.T>の上げ足の強さが目立つ。ファーストリテイリング<9983.T>が買い優勢、三菱電機<6503.T>も上昇した。宮越ホールディングス<6620.T>が値上がり率で断トツとなったほか、コニカミノルタ<4902.T>が物色人気に。住友金属鉱山<5713.T>も商いを伴い値を上げた。半面、三菱重工業<7011.T>が売りに押されたほか、IHI<7013.T>も安い。また、アドバンテスト<6857.T>の下値模索が続いている。リクルートホールディングス<6098.T>の下げが目立ち、東洋水産<2875.T>、ネクソン<3659.T>、京成電鉄<9009.T>なども売られている。

出所:MINKABU PRESS


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