<動意株・26日>(前引け)=宮越HD、バリオセキュア、駅探


 宮越ホールディングス<6620.T>=急伸。底値もみ合い圏から離脱の動きをみせている。中国で不動産開発及び賃貸管理事業を展開しているが、深セン市での開発事業に注目が集まっている。26日、同社子会社である深セン皇冠電子有限公司(皇冠電子)の深セン市における「ワールド・イノベーション・センター」プロジェクトに関し、皇冠電子が先行して進めている01―01区画の開発実施主体として政府担当部署と協議を行ってきたが、このほど同区画の「都市更新ユニット規劃修正(草案)」が規劃管轄部門の審査を通過し、深セン市規劃・自然資源局福田管理局から公示されたことを発表した。これを手掛かり材料に投資資金が攻勢をかけている。

 バリオセキュア<4494.T>=切り返し急で新高値。25日の取引終了後、CSSホールディングス<2304.T>子会社でBGMや防犯カメラシステムの提供を行う東洋メディアリンクスと業務提携することで基本合意したと発表しており、好材料視されている。バリオが有する最先端のサイバーセキュリティー技術と、東洋メディアリンクスが提供する業務用防犯カメラ及び多様なソリューションを組み合わせることで、より強固で包括的なセキュリティー対策を実現する革新的なサービスを提供するのが狙い。なお、具体的なサービス内容は今後改めて開示するとしている。

 駅探<3646.T>=急速人気化。経路検索サービスを運営しており、インバウンド関連の一角としても人気化素地を持っている。そうしたなか、25日取引終了後に25年3月期業績予想の修正を発表、経常利益を従来見通しの1億1100万円から1億4500万円(前期比5.4倍)に増額した。売上高についてはグループ会社サークアの全株式を譲渡したことを受け、みなし譲渡日を昨年12月末にすることにより、当初予定していた当第4四半期会計期間の業績は反映されないため減少した。しかし、利益面では、広告収入の増加やMaaS事業の拡大など売上高構成の改善、人件費や外注費などのコスト削減効果などが押し上げ要因となった。これが材料視されている。株価は300円台と値ごろ感があり小型株で足も軽く、個人投資家などの短期資金の買いを誘引している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS


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