外為サマリー:時間外の米金利上昇を支えに150円10銭台を回復


 26日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=150円17銭前後と前日の午後5時時点に比べて55銭程度のドル安・円高となっている。

 25日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円91銭前後と前日に比べ80銭程度のドル安・円高で取引を終えた。同日に発表された米経済指標が市場予想を下回ったことを受けて149円55銭まで下押す場面があった。

 ただ、この日の時間外取引で米長期金利が上昇していることがドルの下支えとなり、東京市場のドル円相場は下げ渋る展開。日経平均株価が続伸していることから投資家のリスク選好姿勢が回復しており、午前9時30分すぎには150円10銭台を回復した。なお、日銀の植田和男総裁は26日の衆院財務金融委員会で、経済・物価見通しが実現していけば、利上げで金融緩和の度合いを調整する方針を改めて示したが、新味に欠けるとの見方から相場の反応は限定的となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0784ドル前後と前日に比べて0.0003ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=161円95銭前後と同65銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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