山梨銀が急騰、ありあけキャピタルの千葉興株売却報道で地銀株が軒並み高◇


 山梨中央銀行<8360.T>が急騰している。26日夜に日本経済新聞電子版が、「千葉県で最大手地銀の千葉銀行が同県3位の千葉興業銀行の株式20%弱を取得する方向で最終調整していることが26日、わかった」と報道。千葉銀行<8331.T>は千葉興業銀行<8337.T>の筆頭株主であるありあけキャピタル(東京都中央区)から株式を買い取るとともに、将来の経営統合に向けた協議も始めると伝えた。翌27日に千葉興と千葉銀はそれぞれ、「様々な経営上の可能性を検討している」などとするコメントを開示している。山梨銀に関しては、昨年9月30日時点で大株主にアリアケ・マスター・ファンドが名を連ねており、自己株式を除いた発行済み株式総数ベースで同ファンドの保有比率は1.53%に上る。一連の報道を受け、ありあけキャピタルのファンドが保有する山梨銀株に対する市場の関心が高まり、再編の思惑もあって投資資金が流入したようだ。地銀株ではこのほか、八十二銀行<8359.T>や十六フィナンシャルグループ<7380.T>、滋賀銀行<8366.T>の上げが目立つ。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。