米外為市場サマリー:米インフレ再燃思惑から一時151円10銭台に上伸


 27日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=151円05銭前後と前日と比べて50銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=163円15銭前後と同1円20銭強のユーロ高・円安だった。

 トランプ米大統領が26日に輸入自動車への追加関税を発表し、関税強化が米インフレ再燃につながるとの思惑が広がるなか、日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが優勢だった。加えて、27日に発表された24年10~12月期の米実質国内総生産(GDP)確定値が改定値から上方修正されたことや、前週分の米新規失業保険申請件数が労働市場の堅調さを示す内容となったこともあり、ドル円相場は一時151円15銭まで上伸した。一方、月末・四半期末を控えた持ち高調整の動きなどからユーロが対ドルや対円で買われた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0801ドル前後と前日に比べて0.0050ドル弱のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS


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