<動意株・28日>(大引け)=くすりの窓口、サークレイスなど


 くすりの窓口<5592.T>=昨年来高値を更新。この日、同社が運用する電子お薬手帳「EPARKお薬手帳アプリ」の利用で貯まる「くすりの窓口ポイント」が、NTTドコモ(東京都千代田区)の共通ポイントサービス「dポイント」との連携を開始したと発表。アプリでのミッションを達成することで、毎月最大くすりの窓口ポイントが4300ポイント貯まり、貯まったポイントをdポイントに交換することが可能となった。また、交換先としてdポイントが選べるだけでなく、新規当アプリ利用者限定でdポイント最大1万ポイント相当に交換ができるくすりの窓口ポイントを抽選でプレゼントするキャンペーンも開始している。

 サークレイス<5029.T>=切り返す。27日の取引終了後、同社とパソナグループ<2168.T>が、AIエージェントとBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスを組み合わせた新たなサービスの提供を開始すると発表。今後の収益貢献を見込んだ買いが優勢となったようだ。新サービス「AIO」では、パソナGが企業側から顧客からの問い合わせ対応業務に関するBPOサービスを受託した際に、サークレイスが事業計画にあわせて業務分析や業務フローの再設計を進め、AIエージェントを導入。生産性の向上と、企業側の顧客満足度の向上につなげる。

 フィードフォースグループ<7068.T>=急速人気化。中段もみ合いを上放れる動きをみせている。デジタルマーケティングの領域で関連ツールを提供し、ネット広告分野では更新システムなど支援ビジネスを展開する。27日取引終了後に25年5月期第3四半期(24年6月~25年2月)の決算を発表、営業利益は前年同期比28%増の11億3000万円と好調だった。SaaS事業が好調で全体収益に貢献している。特に直近四半期の12~2月期でみると営業利益は前年同期比95%増と2倍近い伸びを示しており、これが株価を強く刺激している。

 QPS研究所<5595.T>=3日ぶり反発。27日取引終了後、過去に獲得した大型受注の内容に変更が生じたと発表した。宇宙航空研究開発機構(JAXA)から受注した「軌道上エッジコンピューティング技術の軌道上実証研究」について、受注金額が1億7400万円から13億7700万円に大幅に増加した。これが買い材料視されている。同実証研究における衛星の打ち上げ実施計画に関し、JAXAとの調整が完了したため、その実施条件を反映したという。研究期間は2026年9月まで。なお、今後の業績に与える影響は現在精査中とした。

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出所:MINKABU PRESS


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