東京株式(前引け)=急落、一時1500円超の波乱安展開に


 31日前引けの日経平均株価は前営業日比1428円81銭安の3万5691円52銭と続急落。前場のプライム市場の売買高概算は9億8204万株、売買代金概算は2兆1624億円。値上がり銘柄数は43、対して値下がり銘柄数は1581、変わらずは13銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場はリスク回避の売り圧力が一気に強まり、日経平均は大きく下値を探る展開に。前週末の欧米株が全面安商状となり、米国株市場ではハイテク株を中心に主要株価3指数が揃って大幅安に売り込まれたことで、東京市場でも投資家のセンチメントが弱気に傾いている。業種別では33業種すべてが安く、電気、非鉄のほか保険などの内需株も下落率上位に入っている。日経平均の下げ幅は一時1500円を超え、3万5000円台半ばまで水準を切り下げる場面があった。前引け時点で個別株の97%が下落する状況となっている。

 個別ではプライム市場で売買代金首位となった三菱重工業<7011.T>が安いほか、売買代金上位を占めたフジクラ<5803.T>、ディスコ<6146.T>、川崎重工業<7012.T>、アドバンテスト<6857.T>などが軒並み大幅安。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクの下げも目立つ。ドリームインキュベータ<4310.T>がストップ安、新光電気工業<6967.T>も急落した。半面、ニトリホールディングス<9843.T>が堅調、トプコン<7732.T>も上値を追った。アイダエンジニアリング<6118.T>は大幅高となった。不二製油グループ本社<2607.T>も高い。

出所:MINKABU PRESS


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