外為サマリー:一時149円00銭台に軟化、リスク回避のドル売り・円買い優勢


 31日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=149円30銭前後と前週末の午後5時時点に比べて1円10銭弱のドル安・円高となっている。

 28日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円84銭前後と前日に比べ1円20銭程度のドル安・円高で取引を終えた。同日に発表された米経済指標が景気停滞とインフレが同時に起こる「スタグフレーション」の懸念を強める内容となったことから一時149円69銭まで下押した。

 この流れを引き継ぐかたちで東京市場はスタート。前週末の米主要株価指数の下落を受けて日経平均株価が大幅安となっており、投資家心理が悪化するなかリスク回避目的のドル売り・円買いが入りやすくなっている。また、トランプ米政権が4月2日に発表を予定している「相互関税」に対する警戒感もドル売りにつながっているようで、ドル円相場は午前9時30分すぎに149円06銭をつける場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0842ドル前後と前週末に比べて0.0055ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=161円87銭前後と同35銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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