31日の米株式市場の概況、NYダウ417ドル高 一時400ドル超安も切り返す


 31日の米株式市場では、NYダウが前週末比417.86ドル高の4万2001.76ドルと4日ぶりに反発した。米政府の関税政策により景気が減速するとの警戒感から売りが先行し、NYダウは一時400ドルを超す下げとなった。もっとも原油相場の上昇でエネルギー株が買われたほか、ディフェンシブ株を物色する姿勢もみられ、指数は持ち直した。ハイテク株の一角は軟調に推移した。

 ウォルマート<WMT>やホーム・デポ<HD>、マクドナルド<MCD>が上伸し、ビザ<V>やコカ・コーラ<KO>がしっかり。シェブロン<CVX>やエクソン・モービル<XOM>が底堅く推移した。一方、ボーイング<BA>が冴えない展開となり、カナダ・グース・ホールディングス<GOOS>が株価水準を切り下げた。
 
 ナスダック総合株価指数は23.704ポイント安の1万7299.287と小幅に4日続落した。エヌビディア<NVDA>やテスラ<TSLA>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が売られ、モデルナ<MRNA>が大幅安。サレプタ・セラピューティックス<SRPT>とヴァクサイト<PCVX>が売りを浴びた。半面、アップル<AAPL>が堅調に推移し、ブルーバード・バイオ<BLUE>とミスター・クーパー・グループ<COOP>が急伸した。

出所:MINKABU PRESS


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