南海電が3日ぶり反発、25年3月期営業利益予想及び配当予想を上方修正


 南海電気鉄道<9044.T>が3日ぶりに反発している。3月31日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、営業利益を327億円から340億円(前の期比10.3%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を17円50銭から22円50銭(年40円)へ引き上げたことが好感されている。

 鉄道事業が好調に推移し輸送人員が増加した一方、ビル管理メンテナンス業における減収などで売上高は2624億円から2610億円(同8.0%増)へ下方修正したが、鉄道事業やバス事業の堅調が利益を押し上げる。なお、純利益は税金費用の増加などで212億円から211億円(同11.8%減)へ下方修正した。

 同時に、28年3月期に営業利益360億円以上を目指す中期経営計画を策定したと発表した。コア事業を中心とした総額3600億円の投資を短期集中で実行するほか、鉄道事業を分社化し、事業特性に応じた最適化を進めるという。また、連結配当性向30%を目安に配当を段階的に引き上げ、状況に応じて機動的に自社株を取得するとしている。

出所:MINKABU PRESS


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