1日の米株式市場の概況、NYダウ小反落 相互関税発動控え様子見


 1日の米株式市場では、NYダウが前日比11.80ドル安の4万1989.96ドルと小反落した。2日のトランプ米政権による相互関税の発動に関する発表を控え、様子見ムードが強まった。3月の米ISM製造業景況感指数は49.0と、好不況の境目となる50を下回った。米国の景気減速懸念は引き続き全体相場の重荷となったが、NYダウはプラスに転じる場面もあり、底堅さもみせた。

 ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>が大幅安となり、NYダウを押し下げた。メルク<MRK>やボーイング<BA>が売られ、デルタ・エア・ラインズ<DAL>やサウスウエスト・エアラインズ<LUV>が株価水準を切り下げた。一方、ウォルマート<WMT>やナイキ<NKE>が堅調推移。ロブロックス<RBLX>が値を上げ、PVH<PVH>とヒムズ&ハーズ・ヘルス<HIMS>が大幅高となった。

 ナスダック総合株価指数は150.604ポイント高の1万7449.891と5日ぶり反発。マイクロソフト<MSFT>やアマゾン・ドット・コム<AMZN>、アルファベット<GOOG>が上伸し、メタ・プラットフォームズ<META>やエヌビディア<NVDA>がしっかり。テスラ<TSLA>が買われ、マイクロヴァスト・ホールディングス<MVST>が急伸した。半面、バイオジェン<BIIB>やビビッド・シーツ<SEAT>が軟調だった。

出所:MINKABU PRESS


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