外為サマリー:一時149円90銭台に上伸、「相互関税」に対する警戒感やや和らぐ


 2日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=149円79銭前後と前日の午後5時時点に比べて20銭弱のドル高・円安となっている。

 1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円61銭前後と前日に比べ35銭程度のドル安・円高で取引を終えた。同日に発表された米経済指標が低調だったことが影響し、148円98銭まで下押す場面があった。

 ただ、この日の東京市場のドル円相場は堅調な相場展開で、午前9時40分ごろには149円90銭台に上伸した。トランプ米政権が米東部時間2日午後(日本時間3日早朝)に公表する「相互関税」の詳細を見極めるまでは積極的には動きにくいものの、一部でベッセント米財務長官が「提示されるのは最高税率であって各国はその上限から税率を引き下げるための措置を講じることができると述べた」ことが伝えられており、警戒感がやや和らいでいるようだ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0790ドル前後と前日に比べて0.0010ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=161円64銭前後と同4銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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