東京株式(前引け)=小幅続伸、値下がり銘柄数が7割以上占めTOPIXは反落


 2日前引けの日経平均株価は前営業日比15円33銭高の3万5639円81銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は8億4207万株、売買代金概算は1兆7709億円。値上がり銘柄数は363、対して値下がり銘柄数は1217、変わらずは57銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は売り買い交錯のなか、前日終値を挟み方向感なくもみ合ったが、前引けは小幅ながらプラス圏で着地している。トランプ米政権による「相互関税」が日本時間あすの早朝に詳細が明らかとなる見通しにあり、この内容を見極めたいとの思惑から見送りムードが強い。日経平均は小幅続伸して引けたものの、銀行株などが安くTOPIXは反落している。値下がり銘柄数は1200を上回り、プライム市場全体の74%を占めた。売買代金は1兆7000億円台と低調だった。

 個別ではディスコ<6146.T>が軟調、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも安い。ソフトバンクグループ<9984.T>が売り優勢、レーザーテック<6920.T>も軟調。エイチ・ツー・オー リテイリング<8242.T>、三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>など百貨店株が大幅安、東京電力ホールディングス<9501.T>も大きく下落した。半面、ファーストリテイリング<9983.T>が高く、川崎重工業<7012.T>も堅調。東京エレクトロン<8035.T>も買われた。リクルートホールディングス<6098.T>も値を上げた。新光電気工業<6967.T>がストップ高に買われ、GMOインターネット<4784.T>も急騰した。

出所:MINKABU PRESS


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