ステムリムが一時10%超高、急性期脳梗塞対象の後期第2相試験での中間解析結果を材料視◇


 ステムリム<4599.T>が後場に買われ、上げ幅は一時10%を超えた。同社は2日午前11時30分、塩野義製薬<4507.T>に導出した再生誘導医薬開発品レダセムチドに関し、急性期脳梗塞を対象としたグローバル後期第2相試験について、塩野義から中間解析の結果の連絡があったと発表した。計画当初から有効性が期待されていたレダセムチド1.5mg/kg群について、治験を継続すべきとの勧告が評価委員会から提示されたといい、材料視されたようだ。

 プラセボ群と比較して一定の無益性基準を満たした場合は中止し、満たさない場合は継続する判断をすることにしていた。規制当局の指示であわせて検討することとなっていた低用量群(0.75mg/kg)については中止することとなるが、結果は当初の想定の範囲内という。低用量群の中止により、治験に組み入れる必要症例数が削減されることから、今後、目標症例数を再度設定するとしても治験期間の延長には至らない見込みだとしている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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