外為サマリー:リスク回避姿勢強まり一時147円69銭まで軟化


 3日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=147円89銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円75銭程度のドル安・円高となっている。

 2日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円28銭前後と前日に比べ30銭強のドル安・円高で取引を終えた。トランプ米政権が相互関税の詳細を発表した直後には150円40銭台に上伸する場面があったものの、国・地域別の関税率(日本24%、中国34%、EU20%など)が分かると軟化した。

 世界的な景気減速懸念から投資家のリスク回避姿勢が強まっており、この日の東京市場は低リスク通貨とされる円を買う動きが活発化している。午前9時00分ごろに147円69銭をつけたあとはドル下落が一服しているが、日経平均株価が大幅安となっていることや、時間外取引で米長期金利が低下していることから戻りは鈍い。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0891ドル前後と前日に比べて0.0100ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=161円06銭前後と同40銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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