2日の米株式市場の概況、NYダウ反発 相互関税発表受け引け後の先物は大幅安


 2日の米株式市場では、NYダウが前日比235.36ドル高の4万2225.32ドルと反発した。トランプ米政権が相互関税の発動に関する発表を行う前であり、様子見ムードが強まった。テスラ<TSLA>のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が米政府効率化省(DOGE)の役職から退くとトランプ大統領が側近に語ったと伝わり、同社株が急伸したことは、全体相場の支援材料となった。ただ、相互関税の発動が発表された後の時間外取引で、米株価指数先物は急落している。

 2日の日中取引では、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>やホームデポ<HD>、アメックス<AXP>が値を上げ、ブラックストーン<BX>が堅調推移。ロケット・カンパニーズ<RKT>が急伸した。一方、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>やシェブロン<CVX>が冴えない展開だった。

 ナスダック総合株価指数は151.155ポイント高の1万7601.046と続伸した。アマゾン・ドット・コム<AMZN>が上伸。エヌビディア<NVDA>やアップル<AAPL>が底堅く推移し、ティーテック・ホールディングス<TTEC>が株価水準を切り上げ、スポーツマンズ・ウェアハウス・ホールディングス<SPWH>が高い。半面、メタ・プラットフォームズ<META>が値を下げ、エヌシノ<NCNO>が急落した。

出所:MINKABU PRESS


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