米外為市場サマリー:一時145円20銭まで軟化、約半年ぶりのドル安・円高水準


 3日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円06銭前後と前日と比べて3円20銭強のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=161円43銭前後と同60程度のユーロ安・円高だった。

 トランプ米大統領が2日に発表した相互関税の詳細が市場の想定よりも厳しい内容だったとの見方が多く、世界経済の悪化や貿易戦争に対する警戒感が強まるなか低リスク通貨とされる円の需要が膨らんだ。また、この日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した3月の米非製造業(サービス業)景況感指数が9カ月ぶりの低水準となったこともドル売りにつながり、ドル円相場は一時145円20銭と昨年10月以来およそ半年ぶりのドル安・円高水準をつけた。ただ、その後はドルの値ごろ感が意識され、徐々に買い戻しが入った。一方、米景気の減速懸念からユーロが対ドルで買われた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1052ドル前後と前日に比べて0.0200ドル程度のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS


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