安川電がウリ気配、関税合戦による世界景気減速を警戒


 安川電機<6506.T>がウリ気配。同社は前週末4日の取引終了後、25年2月期の連結決算発表にあわせ、26年2月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比2.3%増の5500億円、営業利益は同19.6%増の600億円、最終利益は同18.4%減の465億円を見込む。最終減益の見通しとなったことに加えて、米政権による相互関税に対し中国が報復として追加関税を発表したことを受け、世界的な景気減速への警戒感が強まっており、景気敏感株である同社株に対し売り圧力が高まっている。

 前期に計上した株式売却益の反動で最終減益となる見通し。モーションコントロールとロボットの両部門では増収・営業増益を計画する。想定為替レートは1ドル=145円、1ユーロ=160円。年間配当予想は前期と横ばいの68円とした。25年2月期の売上高は前の期比6.6%減の5376億8200万円、営業利益は同24.3%減の501億5600万円、最終利益は同12.4%増の569億8700万円だった。

出所:MINKABU PRESS


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