外為サマリー:一時144円80銭台に軟化、トランプ関税を巡る混乱続く


 7日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=145円81銭前後と前週末の午後5時時点に比べて45銭程度のドル安・円高となっている。

 4日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円93銭前後と前日に比べ90銭弱のドル高・円安で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が講演で、政策変更を急がない姿勢を示したことなどを手掛かりに一時147円43銭まで上伸した。

 ただ、トランプ関税を巡る混乱が続くなか、この日の東京市場はリスク回避的なドル売り・円買いが先行。ベッセント米財務長官やラトニック商務長官らは6日、「市場がどう反応しようとトランプ氏は関税政策を貫く方針だ」と明言しており、交渉による関税緩和への期待が後退しているようだ。ドル円相場は午前8時20分ごろに144円81銭まで下押したあとは下げ渋っているが、日経平均株価の大幅安などが影響し戻りは限定的となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0967ドル前後と前週末に比べて0.0040ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=159円91銭前後と同1円05銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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