東京株式(前引け)=続急落、想定超の下げ幅で一時3万円トビ台に


 7日前引けの日経平均株価は前営業日比2188円74銭安の3万1591円84銭と大幅続落。前場のプライム市場の売買高概算は18億4159万株、売買代金概算は3兆4197億円。値上がり銘柄数は10、対して値下がり銘柄数は1619、変わらずは8銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場はリスクオフの流れが加速、日経平均は一時3000円近い暴落で3万円トビ台まで水準を切り下げる場面があった。その後はショートカバーや押し目買いでやや下げ渋ったものの、2000円超の下げで前場の取引を終えている。トランプ米政権が打ち出す関税政策が与える世界経済への影響を懸念し、前週末の欧米株市場が急落しており、市場センチメントが冷え込むなか先物主導で想定を上回る下げとなった。プライム市場全体の99%の銘柄が下落する文字通りの全面安商状となっている。売買代金は前引け段階で3兆4000億円台と高水準に膨らんでいる。

 個別ではきょうも前日に続いて売買代金トップとなっている三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が大幅安で7日続落と崩れ足が目立つ。三菱重工業<7011.T>、川崎重工業<7012.T>などが大きく売り込まれ、トヨタ自動車<7203.T>も売り優勢。ディスコ<6146.T>、アドバンテスト<6857.T>など半導体主力株の下げの大きさも際立つ。安川電機<6506.T>は一時ストップ安に売り込まれる場面があった。売買代金上位100銘柄の中で高く引けたのはフジ・メディア・ホールディングス<4676.T>のみ。このほか、GMOインターネット<4784.T>が唯一13%超の急騰となった。

出所:MINKABU PRESS


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