スズキは小じっかり、全体相場反発も売り出しによる短期的な需給悪化懸念が上値圧迫◇


 スズキ<7269.T>は小じっかり。トランプ米政権の関税策が世界経済に及ぼすダメージを巡る投資家の警戒感は継続しているものの、8日の東京市場では直近大幅安の反動で日経平均株価の上げ幅は一時1900円を超えた。自動車株に対しても買い戻しが優勢となっている。一方、スズキは7日の取引終了後、株式の売り出しを決議したと発表。株式の短期的な需給悪化懸念が株価の重荷となり、寄り付き直後に下げに転じる場面があった。

 東京海上ホールディングス<8766.T>傘下の東京海上日動火災保険と、SOMPOホールディングス<8630.T>傘下の損害保険ジャパンが保有株を売り出す。売出株数は9570万9000株で、需要状況に応じて上限1435万6300株のオーバーアロットメントによる売り出しを行う予定。売出価格は14日から16日までのいずれかの日に決める。損保各社の政策保有株式の見直しの動きに対応。円滑な売却機会を提供するとともに株主構成の再構築を図る。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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