三菱UFJなど銀行株が急反発、米金利低下一服し日米関税交渉巡る思惑で買い戻し◇


 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>やみずほフィナンシャルグループ<8411.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が急反発している。7日に米長期金利は4.18%に上昇した。トランプ米政権の関税政策が世界経済に打撃をもたらすとの見方から、質への逃避的な買いが米国債に入り、世界的にも債券価格に上昇圧力(金利に低下圧力)が掛かっていたが、中国が米国債の売却に動いているとの観測が広がった。米金利の低下が一服したことに加え、日米間の関税交渉を巡り、米国側はベッセント財務長官が交渉のテーブルに着くこととなった。通貨安誘導政策に厳しい姿勢を示してきたベッセント氏とあって、日銀が円安是正のために追加利上げに向けて圧力を受けるシナリオも意識されているようだ。これらが銀行株のショートカバーを誘発する形となったとみられている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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