「不動産関連」が3位急浮上、波乱相場のなか底堅さ発揮<注目テーマ>


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 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「不動産関連」が3位に急浮上している。

 日銀の追加利上げ観測が急速に後退している。トランプ米政権が2日に発表した各国を対象とする「相互関税」を受け、世界や日本経済に与える影響が懸念されているためだ。5日にすべての国へ一律10%の基本税率が課され、9日からは各国ごとに上乗せ分の税率が適用される。足もと株式市場の地合いは悪化しているが、特にこれまで利上げ期待を背景に上昇を続けてきた銀行株の下落が目立っている。

 一方、利上げが逆風として意識されてきた不動産株は相対的に底堅さを発揮し、マーケットの関心を集めている。全体波乱相場のなかで同セクターに活路を見出す向きが多いようだ。不動産市況の動向を見るうえで参考になる指標の一つ、東証REIT指数の4月の騰落率(8日終値時点)は前月末比約1.3%安で、日経平均(約7.3%安)やTOPIX(約8.5%安)と比べて下落率は小さい。

 関連銘柄としては三井不動産<8801.T>、三菱地所<8802.T>、住友不動産<8830.T>の財閥系3社をはじめ、ヒューリック<3003.T>、野村不動産ホールディングス<3231.T>、東急不動産ホールディングス<3289.T>、東京建物<8804.T>などが挙げられる。東急<9005.T>系の東急不HDのように、沿線の不動産開発を手掛ける電鉄株もマークしたい。

出所:MINKABU PRESS


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