外為サマリー:一時146円40銭台へ軟化、米相互関税への警戒感根強い


 10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=146円60銭前後と前日午後5時時点に比べ1円00銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=161円05銭前後と同70銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は、午前9時時点では147円40銭前後で推移していたが、午後にかけてドル売り・円買いが優勢な展開となり、午後2時30分過ぎには一時146円45銭近辺まで軟化した。9日にトランプ米大統領が相互関税の上乗せ分について一部の国・地域に関して90日間の停止を発表。これを受け、ニューヨーク市場では148円台までドルは買われる場面があった。しかし、その後は利益確定のドル売りが優勢となった。相互関税に関しては、10%の一律関税は発動されており、中国とは関税の報復合戦の様相を呈していることから、依然として世界景気の悪化懸念は強く、ドルは戻り売りの状況となっている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0985ドル前後と同0.0030ドル弱のユーロ安・ドル高で推移している。




出所:MINKABU PRESS


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