東京株式(寄り付き)=急反発、米株急騰を受け一転してリスクオン一色に


 10日の東京株式市場は大きく買いが先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比607円高の3万2321円と急反発。

 前日の米国株市場では午後の取引で地合いが一変し、NYダウやナスダック総合株価指数など主要株価3指数が揃って急騰を演じた。トランプ米大統領が自身のSNSで同日に発動した相互関税を一部の国や地域で90日間停止することを表明、これが株価を押し上げる格好となった。NYダウは3000ドル近い上昇で1日の上げ幅としては過去最高を記録、更にハイテク株への買いが顕著で、ナスダック総合株価指数は上昇率でダウを大きく上回った。これを受けて東京市場でも幅広い銘柄が買い戻される展開で、空売り筋のショートカバーを交え、日経平均は記録的な上昇も視野に入る。ただし、トランプ関税について日本を含め自動車関税の税率はそのままで対中国の関税率を引き上げるなど引き続き先行き不透明感は強く、きょうの高値形成後の値動きが注目される。

出所:MINKABU PRESS


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