米外為市場サマリー:相互関税の一部停止を受け148円20銭台に急伸する場面も


 9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円76銭前後と前日と比べて1円50銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=161円88銭前後と同1円60銭程度のユーロ高・円安だった。

 この日にトランプ米政権が相互関税の第2弾を発動したことで貿易摩擦の悪化や世界経済の先行き不透明感が強まったほか、ベッセント米財務長官が最近の円高について「自然な流れだ」と発言したことなどが影響し、ドル円相場は144円00銭と約半年ぶりのドル安・円高水準をつける場面があった。ただ、トランプ米大統領が相互関税の上乗せ部分について、一部の国・地域で90日間停止することを表明すると過度な警戒感が後退。リスク回避の巻き戻しが広がるなか、NYダウなど米主要株価指数が急上昇するとともにドル円相場は一時148円27銭まで急伸した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0949ドル前後と前日に比べて0.0010ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS


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