タカキュー反落、26年2月期は営業増益予想で朝高スタートも買い続かず


 タカキュー<8166.T>が反落している。9日の取引終了後に発表した26年2月期単独業績予想で、売上高93億円(前期比3.6%減)、営業利益2億1000万円(同3.1%増)と営業増益を見込むとし、これを受けて朝方は高く始まったものの、買いが続かずマイナスに転じている。

 前期撤退に伴う店舗数純減により減収を見込むものの、既存店売上高の想定を前期比1.4%増としたほか、商品改革及び販促の見直しなどによる粗利率の改善で増益を見込む。なお、最終利益は前期に金融支援による債務免除益を計上した反動などで2億6000万円(同86.8%減)と減益を余儀なくされる見通しだ。

 25年2月期決算は、売上高96億5000万円(前の期比3.8%減)、営業利益2億300万円(前の期4000万円の赤字)、最終利益19億6800万円(同1億200万円の赤字)だった。

 また、25年2月期決算短信において、「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載を解消したと発表した。同社は、19年2月期から24年2月期に継続して営業損失を計上し、22年2月期には債務超過となり、24年2月期時点で依然として債務超過の状態が継続していたが、25年2月期決算で各段階損益は黒字化を果たすことができたことから、現時点で継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象または状況は存在しないと判断したという。

出所:MINKABU PRESS


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