外為サマリー:警戒感残り一時146円60銭台に上げ幅縮小


 10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=146円72銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円20銭程度のドル高・円安となっている。

 9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円76銭前後と前日に比べ1円50銭程度のドル高・円安で取引を終えた。貿易戦争の激化観測から144円00銭まで軟化する場面があったものの、トランプ米大統領が一部の国・地域に対して相互関税の上乗せ部分の一時停止を許可したと発表すると一時148円27銭まで急伸した。

 関税強化が世界経済を下押しするとの懸念が和らぐなか、この日の東京市場のドル円相場もドル買い・円売りが先行した。ただ、米政権が5日に課した10%の一律関税は維持されているほか、対中強硬姿勢を崩していないことから市場には警戒感が残っている様子。日経平均株価が急反発しているもののドル円相場の反応は限定的で、午前9時50分過ぎには146円68銭まで上げ幅を縮小した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0986ドル前後と前日に比べて0.0030ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=161円20銭前後と同90銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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