10日の米株式市場の概況、NYダウ急反落 対中強硬姿勢で一時2000ドル超安


 10日の米株式市場では、NYダウが前日比1014.79ドル安の3万9593.66ドルと大幅反落した。トランプ米政権よる対中関税についてはこれまで125%になるとされていたが、ホワイトハウスは145%になると表明した。対中強硬姿勢が投資家の買い意欲を削ぐ格好となった。前の日のNYダウは過去最大の上げ幅を記録していたこともあり、戻り待ちの売りもかさんだ。下げ幅は一時2000ドルを超える場面があった。

 ナイキ<NKE>やウォルト・ディズニー<DIS>、シェブロン<CVX>が大幅安。ゴールドマン・サックス・グループ<GS>やアメリカン・エキスプレス<AXP>、メルク<MRK>が売られ、USスチール<X>が急落した。半面、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>やコカ・コーラ<KO>、ウォルマート<WMT>が上昇した。

 ナスダック総合株価指数は737.661ポイント安の1万6387.311と大幅反落した。エヌビディア<NVDA>やメタ・プラットフォームズ<META>、テスラ<TSLA>が大きく株価水準を切り下げ、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>やアマゾン・ドット・コム<AMZN>が下値を探る展開。アップル<AAPL>が値を下げ、コムキャスト<CMCSA>は軟調推移。ルシード・ダイアグノスティクス<LUCD>が安い。一方、デクスコム<DXCM>がしっかり。ラブサック<LOVE>が急伸した。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。