「iPS細胞」が12位にランクイン、ヒトiPS細胞由来心筋細胞シートの製造販売承認申請で脚光<注目テーマ>


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 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「iPS細胞」が12位にランクインしている。

 クオリプス<4894.T>が8日の取引終了後、厚生労働省に対して虚血性心筋症による重症心不全を適応としたヒト(同種)iPS細胞由来心筋細胞シートの再生医療等製品製造販売承認申請を行ったと発表した。iPS細胞由来心筋シートとは、ヒトiPS細胞から作製した心筋細胞(iPS心筋)を主成分とした他家細胞治療薬で、iPS細胞から心臓の筋肉細胞を作り、厚さを約0.1ミリに加工して「心筋細胞シート」を開発。これを心臓移植や人工心臓装着以外に有効な治療法がない重症心不全の患者の心臓に移植することで、心機能の改善や心不全状態からの回復などの治療効果が期待できるというもの。同社の最高技術責任者でもある大阪大学の澤芳樹名誉教授の研究成果を活用したもので、承認されれば、iPS細胞を使った再生医療用製品としては世界初となる。

 この発表を受けて、9日の東京株式市場で同社はストップ高の8950円に上昇。また、同社以外の再生医療関連銘柄にも物色が波及し、Heartseed<219A.T>、ジェイホールディングス<2721.T>、ケイファーマ<4896.T>なども大幅高した。トランプ米政権による相互関税政策の影響を受けにくい分野でもあり、引き続き要注目のテーマといえそうだ。

出所:MINKABU PRESS


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