東京株式(前引け)=前日比1460円安、為替の急激な円高進行も警戒


 11日前引けの日経平均株価は前日比1460円55銭安の3万3148円45銭。前場のプライム市場の売買高概算は11億668万株、売買代金概算は2兆5195億円。値上がり銘柄数は107、値下がり銘柄数は1516、変わらずは14銘柄だった。

 日経平均株価は大幅安。前日の米株式市場は、NYダウが1014ドル安と急反落し、ナスダック指数も大幅下落した。米中貿易摩擦の激化が懸念されるなか、米株式市場は再び売られた。これを受け、東京市場では日経平均株価が大幅下落し、一時2000円近い下げとなった。為替相場が一時1ドル=142円80銭台へ急激な円高が進行したことも警戒された。東証プライム市場に上場する9割超の銘柄が売られ、東証33業種全てが下落している。なお、株価指数オプション4月物の特別清算指数(SQ)値は3万2737円29銭だったとみられている。

 個別銘柄では、川崎重工業<7012.T>や三菱重工業<7011.T>が安く、アドバンテスト<6857.T>や東京エレクトロン<8035.T>が売られた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>やファーストリテイリング<9983.T>が下落。ニトリホールディングス<9843.T>やサンリオ<8136.T>も軟調だった。半面、ベイカレント<6532.T>やイオン<8267.T>、東京地下鉄<9023.T>、霞ヶ関キャピタル<3498.T>が値を上げた。

出所:MINKABU PRESS


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