チムスピが大幅3日続伸、株主優待制度の新設と25年8月期最終利益予想の上方修正を好感


 チームスピリット<4397.T>が大幅高で3日続伸し年初来高値を更新している。前週末11日の取引終了後に25年8月末時点の株主から株主優待制度を開始すると発表したことが好感されている。25年8月末時点で1000株以上を保有する株主を対象に、株主特設サイトで5000種類以上の商品と交換できる株主優待ポイントを、保有株数に応じて3000~8万ポイント贈呈する。また26年以降は毎年2月末日及び8月末日時点で1000株以上を保有する株主を対象に、株主優待ポイントを1500~4万ポイント(年3000~8万ポイント)贈呈する。

 同時に発表した2月中間期連結決算は、売上高23億1900万円(前年同期比9.1%増)、営業利益1億3400万円(前年同期8000万円の赤字)、最終利益1億1000万円(同6300万円の赤字)となった。契約ライセンス数が57万7704ライセンス(前年同期比16.5%増)、契約社数が2070社(同207社増)となり、ライセンス売り上げが業績を牽引。また、シンガポール子会社の事業縮小に伴うコスト合理化も寄与した。

 25年8月期通期業績予想は、最終利益を1億500万円から1億2000万円(前期1億8000万円の赤字)へ上方修正しており、これも好材料視されているもよう。税金費用の計算におけるソフトウェア開発費の有税処理額の減少や税務上のソフトウェア償却費の節税効果などにより税金費用が圧縮され、税金費用の負担率が低下したことが要因という。なお、売上高50億円(前期比13.1%増)、営業利益1億5000万円(前期8700万円の赤字)は従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS


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