14日の米株式市場の概況、NYダウ312ドル高 関税政策の過度な警戒和らぐ


 14日の米株式市場では、NYダウが前週末比312.08セント高の4万0524.79ドルと続伸した。トランプ米政権が前週末11日、相互関税の対象からスマートフォンなど電子機器を除外した。更に、14日にトランプ米大統領は自動車や自動車部品の関税に関し軽減措置の可能性を検討していることを明らかにし、関税政策を巡る投資家の過度な悲観が後退した。米長期金利の上昇が一服したことも、株式相場には支援材料となった。

 ウォルマート<WMT>やマクドナルド<MCD>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>が買われ、インテル<INTC>やトラベラーズ<TRV>が堅調推移。フォード・モーター<F>やゼネラル・モーターズ<GM>が上伸し、ブルックデール・シニア・リビング<BKD>とMPマテリアルズ<MP>が大幅高となった。一方、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>とJPモルガン・チェース<JPM>が下落した。

 ナスダック総合株価指数は107.028ポイント高の1万6831.484だった。アップル<AAPL>やアルファベット<GOOG>、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>がしっかり。テスラ<TSLA>が底堅く、TMCザ・メタルズ<TMC>とウィブル<BULL>が急伸した。半面、アマゾン・ドット・コム<AMZN>とメタ・プラットフォームズ<META>が値を下げ、エヌビディア<NVDA>が冴えない展開。ネクストプラット<NXPL>とチルドレンズ・プレイス<PLCE>が急落した。

出所:MINKABU PRESS


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