明日の為替相場見通し=落ち着き取り戻す展開続く


 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は1ドル=143円を挟んで一進一退の展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=142円00銭~144円00銭。

 米長期金利の上昇が一服し、アジア時間14日の時間外取引においては概ね4.3%台の動きとなっている。ドル資産からの逃避的な動きが加速することへの警戒感も徐々に緩和し、金融市場全般に落ち着きを取り戻しつつある。引き続き金利動向や米株式相場の動向を見極めつつ、ドル円相場については落ち着きを取り戻そうとする展開が続くと見込まれる。17日にベッセント米財務長官と赤沢亮正経済再生相が関税政策を巡り協議に臨む予定となっており、結果を見極めたいとの心理も働きそうだ。もっとも米国側が日本政府に円安是正を求めるシナリオ自体は消えておらず、円高リスクが漂っている点には留意が必要だ。

 主なスケジュールとしては、4月のドイツZEW景況感指数や4月の米ニューヨーク連銀製造業景気指数などが公表される予定となっている。


出所:MINKABU PRESS


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