東京株式(前引け)=反落、3万4000円近辺を巡る攻防に


 16日前引けの日経平均株価は前営業日比251円23銭安の3万4016円31銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は6億8761万株、売買代金概算は1兆6704億円。値上がり銘柄数は581、対して値下がり銘柄数は992、変わらずは62銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は投資家の強弱観が対立するなか、寄り付きの日経平均は前日終値近辺でスタートしたが、その後は次第に軟化傾向を強めた。前場取引後半に下げ渋る場面もあったが、前引けにかけて売り直され、3万4000円大台ラインを巡る攻防となった。前日の米国株市場ではNYダウなど主要株価指数が揃って軟調だったほか、時間外で米半導体大手エヌビディア<NVDA>が大きく売り込まれたことで、東京市場も買い手控え感が広がった。今後、本格化する企業の決算発表で今期業績見通しに対する警戒感も持ち高調整の売りを誘発しているもようだ。全体売買代金も1兆6000億円台と低調。

 個別ではディスコ<6146.T>やアドバンテスト<6857.T>をはじめ半導体関連の下落が目立つほか、ソフトバンクグループ<9984.T>も冴えない。ディー・エヌ・エー<2432.T>、サンリオ<8136.T>なども売りに押された。HIOKI<6866.T>が急落、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726.T>などの下げも目を引く。半面、三菱重工業<7011.T>がしっかり、良品計画<7453.T>も買いが優勢だった。GMOインターネット<4784.T>が急騰、日本調剤<3341.T>も大幅高に買われた。ボードルア<4413.T>、クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387.T>なども大きく上値を伸ばしている。

出所:MINKABU PRESS


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