「生活防衛」が10位、米関税で先行き景気不安高まり<注目テーマ>


★人気テーマ・ベスト10
1 円高メリット
2 半導体
3 半導体製造装置
4 ディフェンシブ
5 防衛
6 大阪万博
7 人工知能
8 TOPIXコア30
9 不動産関連
10 生活防衛

 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「生活防衛」が10位となっている。

 トランプ米政権が打ち出す関税政策への警戒感が拭えない。同政策を巡り方針を二転三転させていることも不確実性を高め、先行き不安を助長している。日本においては自動車や半導体製造装置といった主力産業への影響が心配だ。世界経済が失速し、日本経済にも下押し圧力がかかるとの懸念が広がるなか、景気動向に敏感に反応する個人消費への影響も懸念されるところで、株式市場では生活防衛のテーマが関心を集めている。

 このテーマに属する銘柄には小売りや外食、食品といった内需系企業が多い。内需株は米関税の打撃を直接的に被るリスクが比較的小さいセクターとして、ここのところ注目度が増している。足もと為替市場で進む円高の恩恵も受けやすい。また、にわかに取り沙汰される国民一律の現金給付案など、政府の物価高対策が追い風に働くとの見方もあるようだ。

 関連銘柄としては、円高メリットの主力株に位置づけられるニトリホールディングス<9843.T>や「業務スーパー」の神戸物産<3038.T>、100円ショップのセリア<2782.T>、このほかスーパーのイオン<8267.T>やトライアルホールディングス<141A.T>、低価格メニューに定評があるサイゼリヤ<7581.T>など。リユース店を運営するトレジャー・ファクトリー<3093.T>、「セカンドストリート」のゲオホールディングス<2681.T>なども挙げられる。

出所:MINKABU PRESS


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