外為サマリー:142円10銭近辺へ下落、日経平均株価の下げでリスク回避も


 16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=142円13銭前後と前日午後5時時点に比べ1円10銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=161円68銭前後と同1円00銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は、午前9時時点では143円10銭台で推移していたが、その後は午後にかけて下値を探る展開。午後2時50分過ぎには142円10銭近辺まで下落し、142円ラインに接近した。中国が米ボーイング<BA>の機体の追加納入を停止するよう指示した、と報道されたほか、米エヌビディア<NVDA>は15日、中国向けに設計した人工知能(AI)半導体「H20」が米政府による輸出規制の対象となったと発表。米中貿易摩擦の激化が警戒されるなか、この日の日経平均株価は一時600円を超す下落となり、リスク回避姿勢が強まった。日米貿易交渉では為替も議題となるとの見方も出ており、一段のドル安・円高も警戒されている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1380ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。




出所:MINKABU PRESS


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