午前:債券サマリー 先物は反落、日米協議の警戒感和らぎ下げに転じる


 17日の債券市場で、先物中心限月6月限は反落。米債券高を手掛かりに買いが先行したものの、日米関税協議に対する警戒感が和らぐにつれて下げに転じた。

 16日の米長期債相場が3日続伸(金利は低下)した流れが東京市場に波及し、債券先物は寄り付き直後に141円51銭まで上伸する場面があった。ただ、日米協議に出席している赤沢亮正経済再生担当相が「米側から関税交渉について日本との協議を最優先に進める意向を示された」ことや「トランプ米大統領から何か強く要望されたことはなかった」ことを明らかにすると投資家心理が改善。日経平均株価が上昇し、為替市場ではドル買い・円売りが優勢となるなどリスク選好地合いとなるなか、債券先物は一時140円81銭まで値を下げた。なお、きょうは財務省による流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)が実施される。

 午前11時の先物6月限の終値は、前日比20銭安の140円91銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて0.015%高い1.300%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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