午前:債券サマリー 先物は反発、長期金利は1.295%に低下


 18日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は反発した。前日の米国市場で長期債価格は下落(金利は上昇)したものの、日本の総務省が発表した3月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比3.2%上昇となり、伸び率は市場予想と同水準となった。日銀の早期利上げ観測を広げるほどではないとの受け止めから、円債には買いを誘う要因となったようだ。

 米国では、17日発表の週間の新規失業保険申請件数が前週から減少した。米国景気の底堅さが意識され、債券売りを促し米長期金利は上昇した。日本国内では3月CPIが支援材料となったものの、買い一巡後は方向感を欠く展開となった。

 先物6月限は前営業日比21銭高の141円05銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.010ポイント低い1.295%をつけた。

出所:MINKABU PRESS


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