21日の株式相場見通し=反落か、手掛かり材料難のなか利食い誘発


 21日の東京株式市場は方向感の見えにくい地合いのなか物色意欲も盛り上がらず、日経平均株価は利益確定の動きが優勢となりそうだ。深押しも想定しにくく3万4000円台半ばで売り物をこなす展開か。前週末はグッドフライデー(聖金曜日)の祝日で米国株市場をはじめ、ドイツやフランス、イギリスなど欧州各国の市場やカナダ、メキシコ、南アフリカ市場などが休場だったことで、手掛かり材料に乏しい。前週に日経平均は5営業日のうち4営業日が高くなり、週間でも差し引き1100円以上水準を切り上げていたこともあって、きょうは戻り一服となりそうだ。取引時間中は外国為替市場の動向や米株価指数先物の値動きに左右される展開が予想される。ドル・円相場については、今週はG20に絡みベッセント米財務長官と加藤財務大臣が協議する見通しにあり、円高圧力がかかりやすい面もある。株式市場でもハイテクや自動車など輸出セクターの株価に影響が及ぶ可能性は考慮しておきたい。

 日程面では、きょうは3月の白物家電出荷額、3月の首都圏マンション販売など。海外では4月の中国最優遇貸出金利、3月の米景気先行指標総合指数など。なお、香港市場は休場となる。

出所:MINKABU PRESS


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