ジャフコGが後場カイ気配、上限6.41%の自社株買いと今期大幅増配方針を好感


 ジャフコ グループ<8595.T>が後場にカイ気配を切り上げている。23日正午、25年3月期の連結決算発表にあわせ、自社株買いの決定と今期の年間配当予想を開示。この内容を評価した買いが集まったようだ。同社は取得総数350万株(自己株式を除く発行済み株式総数の6.41%)、取得総額50億円を上限とする自社株買いを24日から10月23日の間に実施する予定。また26年3月期の年間配当について、最低額で133円(前期比45円増配)となる計画を示した。通期の業績予想は開示していない。

 同社は今回、配当方針について、前期末の株主資本をもとにしたDOE(株主資本配当率)6%と配当性向50%のいずれか大きい金額とする形に見直した。これまでは期首期末平均株主資本をベースとしたDOE3%と配当性向50%のいずれか大きい金額とする方針をとっていた。また今期から期初時点で配当予定額の下限を公表することとした。加えて同社は企業価値の向上に向け、米国・アジアでグループが運用するファンドに今後は出資せず、マーケットの拡大が予想される国内投資に集中することを決めたと明らかにした。25年3月期の純利益は前の期比27.8%増の95億7600万円だった。

出所:MINKABU PRESS


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