米外為市場サマリー:米中摩擦の緩和期待で一時141円60銭台に上伸


 22日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=141円57銭前後と前日と比べて70銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=161円71銭前後と同50銭程度のユーロ安・円高だった。

 この日の東京市場で一時139円89銭と約7カ月ぶりのドル安・円高水準をつけた反動で、その後の海外市場では持ち高調整や利益確定のドル買い・円売りが優勢となった。加えて、米ブルームバーグ通信が「ベッセント米財務長官は22日、投資家との非公開の会合で、関税を巡る中国との対立は長くは続かず、緩和していく見通しだと述べた」と伝えたほか、米ホワイトハウスのレビット大統領報道官が記者会見で「トランプ関税について中国との協議を模索している」と述べ、米中摩擦の緩和期待が浮上したこともドル買いを後押し。NYダウをはじめ米主要株価指数の大幅高で投資家心理が改善するなか、ドル円相場は一時141円67銭まで上伸した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1421ドル前後と前日に比べて0.0095ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS


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