ファナックは3連騰、1~3月期の堅調な受注状況と自社株買いをポジティブ視


 ファナック<6954.T>は3連騰。23日の取引終了後、25年3月期の連結決算を発表した。同時に示された直近3カ月間の受注高が堅調だったことに加え、自社株買いの実施についての開示も行っており、ポジティブ視されたようだ。25年3月期の売上高は前の期比0.2%増の7971億2900万円、最終利益は同10.8%増の1475億5700万円だった。26年3月期の業績予想については、米国における関税の影響などを慎重に見極め、合理的な算定が可能となった時点で公表するとして、今回は非開示とした。

 あわせて同社は取得総数1250万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.34%)、取得総額500億円を上限とする自社株買いの実施を発表。取得期間は5月1日から26年4月30日までとする。また、発行済み株式総数の約1.31%に相当する1303万5392株を今年5月30日に消却する。25年1~3月期の受注高は2114億円で前年同期比21.9%増。日本国内のほかアジアや中国、米州で受注高が増加した。前四半期比では5.1%増となった。

出所:MINKABU PRESS


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